心不全は、時間軸の中で必要な治療が異なる
慢性・進行性の経過をたどる心不全治療では、時間軸の中で必要な治療が異なります。例えば、急性期症状で運ばれてきた患者さんに対して、まずは…
心不全管理エキスパート講座
心不全診療の課題解決
心不全管理エキスパート講座
慢性進行性の病態である心不全は、急性期から慢性期にかけての時間軸を考慮した治療が必要になります。今回は、時間軸を4つのフェーズに分け、知っていただきたい診療の考え方や臨床ですぐに活かせるコツを、４人のエキスパートに解説いただきます。
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【第2回】心不全治療 亜急性期から慢性期 de novo患者からステージD患者までoverview
監修 富山大学大学院医学薬学研究部 内科学第二 教授
絹川 弘一郎 先生急性期治療では、速やかなうっ血治療が重要
2018年3月に「急性・慢性心不全診療ガイドライン（2017年改訂版）」1）が発行されました。以前の版では急性心不全と慢性心不全で治療ガイドラインが…
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監修兵庫県立尼崎総合医療センター 循環器内科 科長
佐藤 幸人 先生高齢化かつ社会的にも脆弱化している心不全患者さんは多職種で支える必要がある
ここ数年、日本では心不全患者さんの数が増加傾向にあります1）。2016年度に当院に心不全で入院した患者さん541例の背景を調べた結果、平均年齢は…
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監修 大西内科ハートクリニック 院長
大西 勝也 先生外来管理における4つの治療目標を達成するためには、標準治療をしっかり行うことが重要
外来における慢性心不全の治療目的は、主に次の4つです。①生命予後の改善 ②入院の回避③運動耐容能の改善④左室リモデリングの進展抑制――…