心不全チーム医療推進のためのスライドキット 資料ダウンロード
心不全チーム医療推進のためのスライドキット
◆スライドキットについて
このスライドキットは、最新のガイドラインの情報を盛り込み、これからチーム医療の実践を強化したい、院内の情報共有を行いたいなど、用途に応じて、さまざまなシーンでお役立ていただけるスライドキットです。
ぜひ、ダウンロードしてご活用ください。
<スライドキットのご活用例>
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心不全に対する基礎知識についての院内勉強会
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院外のスタッフや患者さん、ご家族を招いた定期勉強会
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患者さんやご家族への病気の説明
心不全の現状とチーム医療の必要性
チーム医療に必要な心不全の病態の理解
心不全に用いられる治療薬の役割
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬セララ®使用時のカリウムマネジメント
リハビリ・食事指導・意思決定支援のポイント
心不全のチーム医療のスタッフ構成と役割
より実践的なチーム医療の実施事例、セララのエビデンス、セララ使用時の
カリウムマネジメント等の情報が新たに加わりました。


◆監修のことば
兵庫県立尼崎総合医療センター 循環器内科 科長 佐藤 幸人 先生
心不全の治療・管理には、服薬コンプライアンスの維持など増悪因子を抑えるための生活管理、心理社会面へのかかわりなど多面的な対応が求められており、多職種連携による入院時のケア、患者教育、フォローアップが患者さんの予後やQOL改善にとても重要な役割を果たします。
心不全チーム医療の立ち上げや継続には、施設毎にさまざまな課題に直面しますが、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士などそれぞれの職種が心不全管理に対する知識レベルを合わせ、患者さんが再入院することなく安定した状態を長く保っていただくことを目指し、診療に取り組むことが大切です。「心不全チーム医療推進のための基礎知識」は、最新のガイドラインの情報をふまえ、チーム医療の実践において、スタッフの方々に知っておいてほしい情報をまとめました。ぜひ先生方の施設でご活用ください。
◆スライドキットの一例
※PPT版・PDF版とも、スライドごとに説明ノートが記載されています。
◆心不全治療におけるチーム医療の重要性

心不全は入退院を繰り返しながら身体機能が低下していく疾患であり、再入院を防ぐため、多職種介入による疾患管理が求められています。
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)では、入院後早期からの退院調整および退院支援は、心不全患者の退院後早期の再入院の回避に効果的であり、多職種によるチームアプローチを用いたアドヒアランスおよびセルフケアを向上させるために患者や家族に対する教育、支援をすることが推奨クラスⅠ、エビデンスレベルAで推奨されています。
日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン:急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版), 2018 P.108 Ⅶ. 疾患管理より
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf
(2020年7月閲覧)