ポイント解説(緑内障)
緑内障の原因
視野が欠ける原因は眼圧*1の上昇などです。眼圧は、房水*2を作る量と房水が目の外へ出ていく量のバランスによって維持されています。このバランスがくずれて眼圧が高くなると、視神経が圧迫されて傷つき、視野が欠けてしまいます。ただ、視神経の強さは人によって異なり、眼圧が正常でも緑内障になってしまう人がいます。このような緑内障を「正常眼圧緑内障」といいます。
*1 眼圧:
眼球の形とはたらきを保つ圧力
*2 房水:
眼球の前方にある前房という部分を満たしている透明な液体で、栄養や老廃物を運びます


緑内障の原因
- 緑内障は眼圧の上昇などによって視野が欠けていく病気です
- 眼圧が正常でも緑内障になることがあります
眼圧は、房水が出にくくなって目の中にたまると上がります。その原因は、房水の出口である隅角が目づまりしているタイプと、ふさがっているタイプに分かれます※。
日本人に多い正常眼圧緑内障は、目づまりが原因のタイプです。
※両方のタイプが混ざった「混合型」もあります。


もっと詳しく!
房水は「毛様体」で作られて、目の前方に流れます。そして、隅角にある「線維柱帯」というフィルターのようなはたらきをしている部分でろ過されてから、「シュレム管」という管を通って目の外に出ていきます。隅角は開いているけれどフィルターが目づまりを起こしているのが「開放隅角緑内障」、隅角が閉じているのが「閉塞隅角緑内障」です。
日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン改訂委員会:日本眼科学会雑誌 126(2):97,2022
日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン改訂委員会:日本眼科学会雑誌 126(2):87,2022



