ポイント解説(緑内障)
緑内障治療
緑内障は眼圧を下げる治療が行われます。眼圧を下げると視野が欠けるスピードがゆるやかになることが、これまでの調査でわかっているからです1~3)。眼圧を下げる方法には、目薬や内服薬、レーザー治療、手術があります。どの治療が行われるかは、緑内障のタイプや病期によって異なりますが、多くは目薬から治療を始めます4)。

生涯にわたって視野を守るためには、毎日きちんと点眼すること、定期的に受診して目の状態を確認することがとても大切です。
緑内障治療
- 眼圧を下げる
- 毎日、きちんと点眼する
- 定期的に受診して、目の状態を確認する
1)
Collaborative Normal-Tension Glaucoma Study Group:Am J Ophthalmol 126(4):498, 1998
2)
The AGIS Investigators:Am J Ophthalmol 130(4):429, 2000
3)
Garway-Heath, DF. et al.:Lancet 385(9975):1295, 2015
4)
日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン改訂委員会:日本眼科学会雑誌 126(2):90,2022
治療としては、まず眼圧を下げるために目薬を点眼します。目薬には、房水を目の外に出しやすくする作用があるもの、房水を作る量を減らす作用があるもの、両方の作用をあわせもつものなどがあり、目の中の房水の量を調節することで眼圧を下げます。どのタイプの目薬を使うのか、何種類使うのかなどは、患者さんの状態をみて眼科医が判断します。
眼圧を下げる目薬や内服薬を使用しても眼圧が下がらず、視野の異常がみられる場合は、レーザー光線を照射する治療が行われる場合もあります。さらに、目薬や内服薬、レーザー治療によっても眼圧がコントロールできない場合には、手術を行います。

日本緑内障学会 緑内障診療ガイドライン改訂委員会:日本眼科学会雑誌 126(2):90,2022



