隅角検査 実力チェック(Q7)

緑内障診断 Series1 隅角検査のコツ
緑内障診断 Series1 隅角検査のコツ
隅角検査 実力チェック
緑内障診断

監修:四谷しらと眼科 院長 白土 城照 先生
東京大学医学部 眼科学教室 教授 相原 一 先生

Q7: 64歳男性右眼。視力0.2(0.6x-2.5D)。眼圧は眼圧下降薬2剤で10台後半で推移、7時方向NFLDの初期緑内障と皮質白内障。
左眼も同様です。外傷歴なし。隅角所見では上方視でCBBがみえました。PASはまだみられません。
最も推奨される治療方針は次の4つのうちどれでしょうか?

隅角所見
隅角所見
隅角所見
写真提供:
四谷しらと眼科 院長 白土 城照 先生
東京大学医学部 眼科学教室 教授 相原 一 先生
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不正解

解説

正解は①

スリットの光のずれをみると、虹彩根部が深く落ち込んでいるのがわかります。
プラトー虹彩形状によるPAC、PACGの治療としては、③や①などが推奨されます。明らかな白内障があれば、治療方針は③より①が推奨されます。②は診療時間以外の眼圧上昇の可能性を排除できません。
本症例では、まだPASはないようですが、乳頭所見もあるため、高眼圧になっている可能性が高く、白内障もありますので①がよいと考えます。
ただし、プラトー虹彩と瞳孔ブロックをきたすIris Bowingは明確に区別しがたいことも多いので、超音波生体顕微鏡も参考にして、治療方針をたてましょう。

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