薬剤の構造と作用
緑内障診療ガイドラインで特段の理由がない限り第一選択とすると記載された、PG関連薬の構造式についてお示しします。
以下の通り、それぞれ異なる特徴を有しています。ラタノプロストはC-13,14位の二重結合を飽和することで、不活性型15-ケトン体への代謝を受けにくくし、眼圧下降作用の持続化が図られています。
点眼眼圧下降薬の作用部位については、房水の主流出路または副流出路に作用して房水流出を促進する薬剤、房水産生を抑制する薬剤に分けられます。
副流出路からの房水流出を促進する薬剤として、PG関連薬、α1遮断薬、αβ遮断薬、α2作動薬があります。また、主流出路からの房水流出を促進する薬剤として、ROCK阻害薬、(交感神経刺激薬)、(副交感神経刺激薬)があります。さらに房水産生を抑制する薬剤としてβ遮断薬、αβ遮断薬、炭酸脱水酵素阻害薬、α2作動薬があります。複数の部位に作用する薬剤や、2つの成分が1つになった配合点眼薬もあります。また、これら以外に、EP2受容体作動薬である、オミデネパグイソプロピルが国内発売されています。